元気を取り戻した掃除機。

数年前に、音がうるさく小回りの利かないダイソンから、パナソニックのサイクロン式掃除機に変えた。

目からウロコだったのが、掃除機のヘッドに搭載されているLEDナビライト。


ライトで横から照らし出し、ゴミを視覚化する。

まるで、警察の鑑定人のようだ。

あまりゴミはなさそうなところにヘッドを突っ込んでみると、案外ホコリだらけだ。

ホコリがあるとダストセンサーも点灯するので、とても掃除をした気分にさせてくれる。

ところが、ダメとわかっていながら、伸縮ホースを軽く水洗いしてしまった。

電気が流れる部分には極力水が入らないようにササっと洗ったのだけれど、繋ぎ直してみると、ライトも点かないし、ヘッドの回転ブラシも回らなくなってしまった。

時々接触がよい?時はランプが点き、ヘッドも回る。

騙し騙し1年くらい使っていたのだけれど、とうとうどちらも反応しなくなった。

掃除機の買い替えか、それとも、4000円する伸縮ホースの買い替えか。

4000円のホースを買っても、もしかしたら直らない可能性だってある。原因が他にあるのかもしれない。ヘッドも一度分解したからな・・・。

しかし、思い切って、伸縮ホースをネットで購入。届くまで1週間ほどかかるようだ。

とりあえず、今のホースの状態を確認するべく無理矢理分解してみた。

どうも、伸縮させるときに伸び縮みする電気コードが金属疲労で断線しているみたいだった。

色々とトライしてみるも、やっぱりヘッドのランプも回転ブラシも機能しなかった。

仕方なく、再度組み立て新しい伸縮ホースの到着を待つことに。

次の日、普通に掃除機のスイッチを入れてみると、なんと、ヘッドのランプは灯り、回転ブラシも元気よく回るではないか。

理由はよくわからないが、自分が捨てられる運命だと判った旧伸縮ホース君が、気合を入れ直したようだった。

その数日後、新しい伸縮ホースが届いた。

しかも、巨大なダンボールで。

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